9月のNDKは前回の続編として「お客様の髪の毛の健康を守れる者が生き残る」をテーマにしてのインターバルクラスルームです。
前回は谷口義明講師によるアイロン技術講習でした。
二回目となる今回は岡 真二会員がコールドパーマ技術を取り上げました。
当NDK鳥取では中央との太いパイプを生かし、最新の技術やトレンド、また優れた商材をリアルタイムで手に入れる事ができます。
この度の講習の要はこの優れた商材にあります。
当会ではすっかりお馴染みとなったBCAプロダクツ社よりパーマ液、保護剤等を提供頂き、超ダメージ毛にパーマを当てる実験を会員皆さんで行う事になりました。
なぜ実験と表現したかというと、このダメージ毛にも施術の出来る画期的なBCA薬剤ですが、最低限の理論と使用法を正しく習得しないと、保護過剰や超低アルカリ薬剤の作用によりパーマの仕上がりが弱くなる場合があります。
その為お客様の髪の毛の履歴、状態を正しく見極める必要があります。そのうえでとにかく試してみる。
これに尽きると思います。
それも1人より2人、2人より3人と多くの人がテストすればするほど、データも蓄積され共有の財産になるのです。
ですから今回のクラスル−ムでは実験という表現にしました。
各自が何度もパーマやカラーを施しダメージを与えたマネキンを用意し、最初に毛髪履歴を発表し、薬剤を検討して施術、最後に結果を報告してもらいました。
想定どうりのノンダメージに仕上がった作品もあれば、もう少し検討の余地があるな、という作品もありました。
「次は別の技法や薬剤を試してみようか」この研究心こそが今回の狙いなのです。
これからもまだまだ可能性を秘めたBCA商材を研究していきたいと感じました。

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