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■ 9月 |
9月のNDKは前回の続編として「お客様の髪の毛の健康を守れる者が生き残る」をテーマにしてのインターバルクラスルームです。
前回は谷口義明講師によるアイロン技術講習でした。
二回目となる今回は岡 真二会員がコールドパーマ技術を取り上げました。
当NDK鳥取では中央との太いパイプを生かし、最新の技術やトレンド、また優れた商材をリアルタイムで手に入れる事ができます。
この度の講習の要はこの優れた商材にあります。
当会ではすっかりお馴染みとなったBCAプロダクツ社よりパーマ液、保護剤等を提供頂き、超ダメージ毛にパーマを当てる実験を会員皆さんで行う事になりました。
なぜ実験と表現したかというと、このダメージ毛にも施術の出来る画期的なBCA薬剤ですが、最低限の理論と使用法を正しく習得しないと、保護過剰や超低アルカリ薬剤の作用によりパーマの仕上がりが弱くなる場合があります。
その為お客様の髪の毛の履歴、状態を正しく見極める必要があります。そのうえでとにかく試してみる。
これに尽きると思います。
それも1人より2人、2人より3人と多くの人がテストすればするほど、データも蓄積され共有の財産になるのです。
ですから今回のクラスル−ムでは実験という表現にしました。
各自が何度もパーマやカラーを施しダメージを与えたマネキンを用意し、最初に毛髪履歴を発表し、薬剤を検討して施術、最後に結果を報告してもらいました。
想定どうりのノンダメージに仕上がった作品もあれば、もう少し検討の余地があるな、という作品もありました。
「次は別の技法や薬剤を試してみようか」この研究心こそが今回の狙いなのです。
これからもまだまだ可能性を秘めたBCA商材を研究していきたいと感じました。

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■ 7月 |
7月のNDKクラスル−ムは会員の声の中から自由にテーマを決めて地元講師が指導に当たるインターバルクラスです。
今回は「お客様の髪の毛の健康を守る。それが出来るサロンが生き残る」がテーマです。
NDKではすっかりお馴染みのBCAプロジェクツの商材を使い、谷口義明(鳥取県講師会)会員が、前田NDK会長をモデルにアイロンパーマテクニックを提案しました。
モデルの前田会長の毛髪状態というと年齢の割に毛量は多いですが、縮毛で白髪の多い明るめのカラー毛です。
一見アイロンパーマをためらわれるような状態ですが、BCAの超低アルカリのパーマ液やダメージ毛を健康な毛髪構造に修復するトリ―トメント、保湿剤などを使い健康毛に近い状態でアイロン施術が可能になるそうです。
まずはプレカットですが、少し伸びたこともあり丸めのシルエットになっていた状態を、2ブロックラインの変更や被さる毛をレイヤーでタイトに治め、トップをひし形にデザインし、大人の男らしいシュとしたフォルムになりました。
アイロンテクニックは髪毛に優しいパーマ液ゆえに、しっかり丁寧に軟化を見極め、根本の立ち上がりや自由なカールが創れる両熱アイロンを使用し、クラウンには立ち上がりをつけフロントには遊びのあるスタイルを提案しました。
大きなスタイルチェンジではありませんが、カットとアイロンパーマによるフォルムの適正化で大人の渋さを手に入れ、ご満悦の前田会長なのでした。

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■ 6月 |
今月のNDKクラスル−ムは、昨年に引き続き二度目の鳥取となる菊池照美先生を東京よりお招きして、「美眉の創り方」を指導頂きました。
この人相学を交えた眉毛にまつわる話がとっても面白い!!例えば眉尻が長く毛量が多い人は、老後が豊かになると言われているそうです。
誰でも知ってるスキャンダルで失脚したあの人も、確かに眉尻が切れてる!!他にも眼の丸さを無視した一直線のつり上った眉は気持ちが不安定な人が多いなど、実在の有名人を例に出され、皆が納得の様子でした。
やはりファションやヘアスタイルと同じく眉にもトレンドがあり、同じようにたえず観察していかなければと感じました。
実のところ私がお客様に施す眉創りは少し細くしすぎという事に気付くことができました。
それらを踏まえ実習では合いモデルで、眉頭の筋肉の位置などを見つけだし、デザインを実際の顔に描き、理想の眉をつくりました。
これで私も豊かな老後が約束されました(笑)

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■ 5月 |
やってきました!!
令和になって初めてとなるNDK鳥取クラスル−ム。
記念すべき第1回目は、田中秀一先生ご夫妻をお招きしての「秀一祭り」からのスタートとなりました。
現役でのサロンワークはもちろん、IBA国際理容協会理事長をはじめ多くの活動をされ、多忙を極める秀一先生ご夫妻の元気なお姿を毎年変わらず拝見できるという事を、会員一同心から嬉しく思います。
クラスル−ムではサロンですぐに使えるレディースカットを指導頂きました。
今回は髪の量も多く太く、なおかつ縮毛矯正を施してある、なかなか手ごわい毛質をお持ちモデルさんです。
まず先生は一番収まりが良いであろうという長さを見極めます。
そして髪の毛を後ろで束ね、それをたわませる事で、正面からボブのシルエットを再現させて見せ、お客様にも確認と安心感を与えます。
カットの際のコームの抜き方やブローの際のブラシやアイロンの抜き方も、収まりが良く、綺麗な艶のあるカールが出来るよう、まるで念じるようにそっと手を添え技術される姿は、ほとんど神掛かっているように感じました。
当NDK鳥取は秀一先生のご厚意により、中央から一流の講師陣にお越し頂ける、恵まれた環境にあります。
その感謝の気持ちの一つがこの秀一祭りです。
恒例となっているクラスル−ム終了後の親睦会も私たち会員にとって、貴重な勉強の場であり大きな楽しみでもあります。
この素晴らしいクラスル−ムがいつまでもいつまでも、続くことを願ってやみません。


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